Thursday, July 6, 2017

銚子市内での気象観測

縫村ゼミでは毎月気象観測を行っています。
台風3号の影響により7/4までは千葉県でもかなりの豪雨となりましたが、ゼミのある昨日(7/5)は台風一過となり晴天となったため気象観測を実施しました。


銚子半島は観光地の集中する半島先端である東部に着目されやすいですが、実は東西に長いです(東西幅は14 kmほど)。


気候条件も東西でやや異なり、海に囲まれた東部と異なり西部では冬期の気温低下量が(東部に比べて)大きく、農作物にも影響を与えています。
また、2014年2月の関東甲信越地方の大雪の際も、銚子西部では若干雪が残りましたが、東部では残らなかったそうです(銚子出身の学生談)。

そのような東西での気候差をみるため、気温・風などの項目を観測しています。気温は銚子市の許可をとったうえで、銚子市内の公園などで設置し長期的に定点観測を実施しています。昨日の観測ではそれに加えて風の観測を実施しました。

こちらの写真のような機械式の風向・風速計3台とデジタル式の風向・風速計1台で2分間隔で1時間の記録を手動で行っています。
(※自動記録のものはお高くて…、私の研究予算では手が出せません)


さあ卒業研究への良いデータは取れますかね。

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