Wednesday, June 29, 2016

日本菌学会の菌類講座

<博物館学芸員課程>

環境危機管理学科きのこ研究室の糟谷大河です。6月25・26日に,大阪市立自然史博物館で,日本菌学会主催の「菌類講座」が開催され,この講座の講師を務めてきました。ホコリタケ類やスッポンタケ類など「腹菌類」と呼ばれるきのこについて学ぶ講座で,主に関西圏から,きのこや自然に興味を持つ市民の方々を中心に,40名ほどの参加者が集まりました。

大阪市立自然史博物館の入り口です。

博物館のエントランスには,巨大なクジラの骨格標本が展示されています。

25日は,博物館の講堂で講演会でした。日本菌学会の会長(私の大学院時代の指導教員です)も駆けつけ,私はいつもより緊張しながら講演をしました。 

日本菌学会の会長あいさつ。日本菌学会は,きのこ・カビ・酵母などの菌類について研究したり,興味を持って活動している人たちの集まりです。学会では,一般の方々に菌類について普及する活動にも取り組んでいます。

講演会の様子。

26日は,博物館に隣接する植物園で,きのこ類の野外観察と,博物館の実験室で顕微鏡観察などをしました。

博物館に隣接する長居植物園で,きのこを探しました。

野外できのこの特徴や生態などについて解説をしています。

見つかったきのこの一つ。ツマミタケです。臭いにおいをだしてハエ類をおびき寄せ,胞子を運んでもらうというきのこです。

野外観察の後は,見つかったきのこの顕微鏡観察をしました。胞子や菌糸のミクロな世界に,皆さん興味津々の様子でした。

顕微鏡観察では,活発な議論が飛び交いました。

大学や学会は,専門家だけの閉じられた集まりではなく,このように地域の博物館と連携しながら,一般の方々に対する研究成果の公開や教育普及にも取り組んでいます。そして,一般の方々がこのような研究分野に関心を持ってくださることを願って,日々活動しています。

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