Wednesday, May 31, 2017

第2回犬吠埼温泉研究結果発表会

<アクアリウムプログラム>

水環境研究室が取り組んでいる調査・研究の一つに、犬吠埼温泉協議会・銚子市からの依頼で行なっている犬吠埼温泉の価値を創出するための研究があります。

昨年は、平成27年度の研究として下記の内容を報告させて頂きました。
★ 犬吠埼温泉の3本の源泉は、全て泉質が異っている。
★ 犬吠埼地域の源泉は、保湿効果がある。

今年は、5月30日に平成28年度犬吠埼温泉研究結果発表会を開催し、薬学部の平尾先生・山下先生と共に研究成果の報告をさせて頂きました。

今回の報告では、源泉の年代測定を行なった結果、犬吠埼温泉は「1万~2万年前の化石海水」であることが明確になったことを説明させて頂きました。






























”保湿効果”があるだけでなく、 ”地中に眠っている間にミネラル成分が変化した古代の海水のお風呂”、浪漫があるなぁと感じるのは私だけでしょうか。

水の年代を測定した温泉は珍しいので、犬吠埼温泉の良い宣伝となることを期待しています。
今回、研究成果として面白くなりそうな結果もでてきているので、今後が楽しみです。

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