Tuesday, September 27, 2016

水環境研究室 ”夏合宿へ行く" の巻

<アクアリウムプログラム>

水環境研究室では、夏の終わりに先進セラミックス研究会に参加をするのが恒例行事となっています。この会は、無機材料合成を行っている研究室の学生の研究交流を目的として開催しています。今年は東工大、岐阜大、筑波大、NIMS、千葉科学大学の5大学6研究室の約60名が集まりました。















会場は熱海!温泉でリラックスしながらの交流でした。
参加者: 手束、大学院生1人、4年生4人、3年生1人

一日目は、各研究室の代表学生が口頭発表を行い、全員がポスター発表をおこないました。
手束研からの口頭発表は大学院生のE君でした。

この会、交流が目的なのでなるべく別の研究室の人が同室になります。
さて、学生さんたちは楽しく交流ができたのでしょうか?
手束は女子学生の皆さんと同じ部屋に入り、女子トークに花を咲かせる楽しい時間を過ごしました。

色々と話しをしたのですが、ちょっと考えさせられる話題がありました。
学生さん達から、ゼミのコアタイムは何時との質問がありました。
手束研は10:00-17:00
他は9:00-17:00や9:00-18:00
10:00からがうらやましいというので理由を聞いてみますと、洗濯機を夜や早朝にまわせないので、9:00だと洗濯ができないということでした。
納得です。良識的な素敵女子だなと感心しました。
なかなかコアタイムへの理解が進ず悩むところですが、
私の研究分野の常識に沿って、手束研のコアタイムは10:00-17:00でOKと改めて思いました。


院生のE君はソイセラミックスの陰イオン吸着と、実際に鯉飼育槽で性能を確かめた結果を紹介しました。


4年生のO君は結晶構造が異なる粘土化合物の合成について紹介しました。












4年生のH君は新しい陰イオン交換体の合成について紹介をしました。















4年生のNさんも熱心に質問をしています。

二日目は、宿泊部屋対抗の研究コンペティションが行われました。
同室の人たちと、先生が研究費を取ってこようと思う様なプレゼンをするというものです。
一番になった提案は、学生さんが研究に疲れた時に必要なものでした。
(内容をここで書くにはちょっと過激なものだったので、詳細を知りたい方は直接きいてください。)

帰りはドライブ日和で、茅ヶ崎のドライブインで富士山と江の島を眺めながらハワイアンスタイルのランチを食べました。今年も充実した楽しい夏合宿でした.



















Tuesday, September 20, 2016

ダイビング実習2016

<マリンアクティビティプログラム>

小濱先生よりダイビング実習の報告をいただきました。

今年度は、9/12~15に西伊豆大瀬崎で実施しました。実施の様子の写真は以下のとおりです。

ダイビングスーツの装着完了


すぐにもぐれるわけではなく、様々な講習を受けなければなりません。


実技だけでなく、覚えなければいけないことはたくさんあります。


夜は花火で楽しみました。


こちらは実際のダイビングで魚と戯れている様子。



環境危機管理学科のダイビング実習は1年から履修可能です。
ライセンスの取得が可能で人気実習のひとつです。

Friday, September 16, 2016

八田教授、日本粘土学会の会長に就任

<鉱物・化石プログラム>

水環境研究室の手束です。

9月15日、16日の二日間、第60回日本粘土科学討論会に参加してきました。

実は、今の千葉科学大学環境危機管理学科は日本の粘土研究の中心といっても過言ではありません!
2016年9月15日付で、環境危機管理学科の八田先生が日本粘土学会の会長に就任されました。
約10年前にも坂本先生が会長をされていたので、千葉科学大学からお二人目の会長が出るという快挙です。
第60回記念の鏡開きの後、新会長として挨拶をする八田先生
さて、八田先生の会長就任にともなって、粘土学会の会員である私の身にも細やかながら仕事が回ってきたので、真摯に粘土研究の発展に貢献したいと思います。

よく、水の先生なのになんで粘土なの?と聞かれることがあります。
私の研究は無機材料を利用した水処理技術の開発なので、無機化合物である粘土鉱物は主要な研究対象の一つです。
手束研究室で行っているゼミは、新会長と元会長のお二人に参加いただいています。今年のゼミはアカデミックでとても充実した贅沢な時間となっています。この勢いで、来年の粘土科学討論会では学生さんと共に研究発表をしたいと思っています。

日本粘土学会HP   http://cssj2.org/


Thursday, September 15, 2016

2016年度(9月卒業)学位記授与式

2016年度(9月卒業)学位記授与式が本日とり行われました。

環境危機管理学科の前身である動物環境システム学科の学生さんで、学業と子育ての両立を立派にこなし卒業となりました。本人の頑張りを知っているだけに教員たちの笑顔もひとしおです。

本当に頑張りましたね、おめでとうございます!


Wednesday, September 14, 2016

第10回極地と高山帯の菌学国際シンポジウム

<きのこプログラム>

環境危機管理学科きのこ研究室の糟谷大河です。少し前の話題ですが,8月29日から9月1日に,第10回極地と高山帯の菌学国際シンポジウム(10th International Symposium on Arctic and Alpine Mycology)が石川県の金沢大学などで開催されました。デンマーク,フィンランド,ベルギー,オーストリア,ロシア,日本などから30名ほどの参加者がありました。私は実行委員のひとりとしてお手伝いさせていただきました。

29日は金沢大学でシンポジウムがあり,私は"Circumpolar fungi of Mt. Hakusan"(白山の周極菌類相)という演題で話をしました。NHKの取材が入り,発表の様子がニュースで報道されました。

シンポジウムの後の懇親会の様子。金沢大学の食堂にて。

30日と31日は,石川県南部の白峰できのこ観察をしました。本当は白山に登って高山帯のきのこを観察する予定でしたが,天候不順のため,白山のふもとのブナ林などできのこ観察をしました。ヒメベニテングタケやオオムラサキアンズタケなど,40種以上のきのこが採集できました。

海外からの参加者と一緒に山を歩きました。

ブナ林に多くみられるヒメベニテングタケ

31日は良く晴れて,ふもとからは白山がきれいに見えました。海外ゲストの方からの「こんなにいい天気なのになんで白山に登らないんだ?」との声も無理ない天気でしたが,安全を配慮して登山はしませんでした。

白山がきれいに見えました 

ヨーロッパからの皆さんは日本の山の植生やきのこが新鮮だったようです。白峰では温泉旅館にみんなで泊まり,日本の温泉や,イワナの塩焼きや堅豆腐など,地物の料理を体験していただきました。いろいろ準備が大変でしたが,なんとか無事に終わってほっとしました。

参加者の皆さんと記念撮影

Monday, September 12, 2016

水産学会への参加

<アクアリウムプログラム>


小濱先生より水産学会の参加の様子の写真を頂きました。





Saturday, September 10, 2016

水のミステリー~観て・触って・測って謎を解く!

<アクアリウムプログラム>

今年の環境危機管理学科はすごい!

日本学術振興会の【ひらめき☆ときめきサイエンス】に3件の提案が採択され、
高校生の皆さんに大学研究の一端を体験してもらうプログラムを開催しています

千葉・茨城の県境の自然豊かな地域で開催できるって素晴らしいですね。
私達の学科では、地域に特有な自然環境についても研究をおこなっているので、地域の高校生の皆さんがより実感できる内容となっています。

すでに、1回目のきのこの不思議を体験するプログラムと、2回目の銚子がかつて海だった痕跡を探すプログラムは終了しました。


最後のプログラムは

【水のミステリー~観て・触って・測って謎を解く!】

11月12日(土)、13日(日) 学園祭と同時開催

水は一番身近な物質の一つですが、その性質まだまだ解明されていないことが沢山あるって知っていましたか?講座では、水について広くそして深く知ってもらう実験を行ないます。

実験好き!不思議好き!水を磨いてみたい!雪を作ってみたい!などなど
大学で何かやってみたい高校生の皆さんの参加をまっています。