Friday, April 24, 2015

2015年度の採水調査開始


水環境研究室の手束です。

プレゼミ生(3年生)やゼミ生(4年生)の研究計画発表も済み、それぞれ本格的に実験や調査が始まりました。
そして、ぽかぽか陽気の本日、今年度の採水リーダーと共に採水調査を開始しました!昨年、非常に興味深い結果を得ることができたので、今年はもっと採水ポイントを増やして調査を行なう予定です。気象研究室で定番の測定グッズを導入して、新たな視点でデータを見る試みもします。
興味のある学生さんは、一緒に採水調査に出かけましょう!

 

ご協力を頂いております銚子市民の皆様、本年度もよろしくお願い申し上げます。

Thursday, April 23, 2015

2年生の実習の様子

 2年生チューターの植木です.

 2年生には「環境科学ゼミナール」という実習科目があります.
環境危機管理学科の先生が順番に担当して,先生の研究に関係する内容の実習を体験します.この実習を通して,先生が何を研究しているかを知ったり,先生と自分の性格があうかどうかもわかります.
そして,3年生の時の研究室配属につなげます.

 最初は2年生のチューターの植木と副チューターの小濱先生が担当しました. 植木は,地図を読むことができるように,赤鉛筆で等高線をなぞることをしました.

その後,飛行機から地上を撮影した2枚の空中写真を使って, 地形を立体的に見ました(実体視といいます).

こういった作業を地形判読と言いい, 地形の特徴を把握する基本中の基本の作業です.


 一方,小濱先生は,来週の海の生物調査のための 勉強会をゼミ室で行いました.



 環境危機管理学科では,実験・実習を通して自然を理解する ことを目指しています.ときどき,学生の実験・実習の様子を 紹介しますので,楽しみにしていて下さい.

Monday, April 13, 2015

茨城大学と卒論の共同研究

 地形・地質担当の植木です.
千葉科学大と茨城大学の4年生が共同で卒論を行なうために,水戸から茨城大の学生が来ました.
銚子市内で掘られたボーリングコアの花粉分析を行い,何千年前の銚子の植物の様子を復元します.
また,植物プランクトンの珪藻化石から,当時の水環境も復元します.



試料を採取している様子.
さじを使って,泥を取り出し,ユニパックの袋に入れます.



海洋生物担当の小濱先生もなにやら熱演.

「あいーん」ではありません.

自分だけでは指導できない卒論の内容の場合は,他の大学と交流しながら,研究をすることもあります.

新入生一泊研修

今年の新一年生のチューターを担当する縫村です。

4/4(土)~5(日)と佐倉草ぶえの丘に新入生たちと行ってまいりました。
新入生一泊研修では新入生たちに新たな環境に少しでも馴染んでもらえるよう、アイスブレイク(自己&他己紹介、学歌の練習)をやったり、高校までと違って複雑な大学の時間割作成などを上級生たちに手伝ってもらって行いました。

時間割作成の様子(上級生のみなさん、ありがとう)


佐倉草ぶえの丘ではこの3月に千葉科学大学を卒業した先輩が働いており、新入生たちに千葉科学大学の危機管理学部で学んだことや今の仕事の話などをしてもらいました。
先輩のお言葉(ちょっと緊張)

で、下にあるのが最後にとった集合写真です。こんな感じのメンバーでこれから4年間卒業を目指してやっていきます。よろしく!

2日目の出発時の集合写真(打ち解け…過ぎ?)

Wednesday, April 1, 2015

日本地理学会に行ってきました.

 地形地質担当の植木です. 



 東京の日本大学で行われた日本地理学会に行ってきました.
学会というのは,大学,研究機関,企業などで専門的な研究を
している人の集まりで,日頃の研究成果を発表するために,
1年に1回か2回発表会を行います.
植木は,三重県の川の地形について発表してきました
(ただし,自分自身の発表の写真は撮れません).

 その後,水と人間の関わりを研究しているグループによる
東京西部の巡検に参加しました.そのときの写真です.


 松任谷由実の「中央フリーウェイ」で歌われるビール工場 



 公園にある防災井戸と防災池 



 わき水,小川の水を利用した水車(そば粉をひいていた) 




 数万年前の多摩川の流路の名残の小川 




 となりのトトロにでてきそうな雑木林 



 江戸時代の江戸の水道だった玉川上水(太宰治が入水自殺した) 



 太宰治がよく通った三鷹駅の鉄橋(私は太宰の「グッドバイ」が好き) 



 神田川の水源の井の頭公園 


地理学は自然と人文をあわせた学問なので,
何でもありの巡検でした.巡検中に研究や教育について,
いろいろな人と話すのも楽しいものです.
学会で研究成果を話すのは,大学の先生の大切な仕事の一つです.