Wednesday, March 29, 2017

卒論生の多い年

縫村ゼミの卒論生は去年は1名だったのですが、今年は6名となぜか多く。多くの卒論生指導を行った経験が無かったため四苦八苦といった一年でした。

卒論のテーマは

  • 千葉県の地形、気候の相関性
  • 群馬県におけるダウンバーストの発生環境場
  • ひまわり8号を使用した関東平野で発生する雲列と午後の降水との関連
  • 千葉県銚子市沿岸における風による塩分輸送
  • 富山県魚津市における上位蜃気楼発生日の気象環境
  • 千葉県夷隅地域における周辺環境が気温に及ぼす影響の評価

と実に多様で、専門外の内容を一緒になって勉強しながら指導するといったような感じでです。

卒論テーマとして自分の専門分野で内容を決めて、これやりなさいという方法ももちろん良いと思いますが、このやり方だと学生が興味を持ったものをテーマに挙げてくるので楽しんで研究を進められるのでまあ良いかなと思っています。


学位記授与式のあとの記念撮影


Tuesday, March 28, 2017

最後の晩餐はピザ

<アクアリウムプログラム>

水環境研究室の手束です

3月25日、2016年度の卒業証書授与式が行われ、
手束研究室からも4人の学生が卒業をしました。














今年度も、卒業式前日に実験室の片付け、データの整理などに追われている学生さんがいました。ということで、夜は卒業生・後輩・後輩と共にピザを食べて、4年間の締めくくりとしました。
こうやって同じメンバーで机を囲む、学生時代の何気ない時間は二度と来ません。
いつか、あのときみんなでピザを食べたなって誰かが思い出すんでしょうね。
楽しい思い出の一つになりました。

















荒れ放題だったゼミ室もきれいに片づけ、経つ鳥跡を濁さずを実行してくれました。


私が千葉科学大学に来た年に入学した学生さん達が巣立ちました。
私自身がどれだけのことを皆さんに伝えることができたのか?
今はわかりません。
これからの皆さんの活躍が証明してくれると思います。

元気で、楽しく、有意義な人生を送ってください。

Monday, March 20, 2017

春の学会活動(水環境研究室)

<アクアリウムプログラム>

水環境研究室の手束です。
毎年、3月の中旬は研究発表・情報収集のために、日本水環境学会の年会に参加をしています。



















 
今年度は昨年度に続き、大学院生の遠藤君がポスター発表を行いました。
ポスター発表の様子




















今回の開催場所は震災から11ヵ月経った熊本でした。街の中心は通常の生活を取り戻していましたが、地面の亀裂や隆起の痕跡が残っていていました。日本の3大名城の一つである熊本城はテレビから得ていた情報以上の被害でした。今は、石垣を復旧するための活動が行われていて、石垣一つ一つの元あった場所を確定して並べていく地道な作業を行っていることが説明されていました。早く、すべての人の日常が戻ってくることを願っています。
位置番号が書かれている石垣の石














学会の会期中に、震災時の給水活動の拠点となった上水センターに行ってきました。熊本市の飲料水の殆どは自噴の湧水から供給されています。地震直後の2,3日は水が濁ったそうですが、震度7まで耐える設計の緊急貯水池が無事だったので、地震直後から給水活動が行われたそうです。
熊本市には110カ所の上水用井戸があるそうです


勢いよく自噴する井戸
























学生さんと一緒に、熊本の名物を食べて英気を養ってきました(^^)
馬肉・からしレンコン・ぐるぐる

元祖熊本ラーメン こむらさき

Thursday, March 16, 2017

銚子地方気象台での講演

縫村です。

今日は銚子地方気象台にお招きいただいて雪氷学の気候変動に関する講演をしてきました。




講演後は屋上の観測施設や現業の様子、露場(下の写真)なども見学させていただきました。銚子はあまり雪に縁の無い地域ですが一応、雪の観測装置もあります(左奥と左手前)。



新年度になったら学生を連れて見学に伺おうと思います。

Saturday, March 4, 2017

材料合成を学ぶ旅

<アクアリウムプログラム>

水環境研究室の手束です。

只今、大学は春休みで、殆どの学生が帰省したりアルバイトをしたりしています。春休みという制度はあくまでも学生に対応するもので、教員に春休みはありません。この時期は普段できない仕事や研究をしているので、以外にも大忙しです。

講義のないこの時期は、学生も私も研究の底上げをするためのまとまった時間を取ることができます。そこで今年度は2月27日,28日の二日間、筑波学園都市にある産業技術総合研究所へ材料合成を学びに行ってきました。

急遽、追加実験を行う準備中





分析中



丁寧なご指導、ありがとうございました


二日目の帰りに、お隣の敷地にあるJAXAを見学しました。
学生だけでなく、手束も宇宙に興味深々です。
宇宙兄弟の影響が大きいんでしょうね。以前よりも見学内容が充実し、見学者も沢山来ている印象を受けました。
昔、宇宙開発研究に合成した材料を提供したことがあります。またそんな機会があったら楽しいだろうなと思いつつ、久しぶりの見学を楽しみました。

ペンシル型ロケットからの進化に驚きます











宇宙食の自販機登場!














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