3月11日(水)、サヌカイト奏者 臼杵美千代さんを御迎えし、千葉科学大学 地の拠点事業の一環としてサヌカイトコンサートを開催しました。平日夜の開催にもかかわらず、約100名の方にご来場いただきました。
昨年度に引き続き二回目のコンサートということで、また聴ききたいと楽しみにしていらした方、物珍しい楽器に興味津々の方など、それぞれの楽しみ方で約1時間半のコンサートを楽しんでいただきました。サヌカイトの原石から響いてくる澄んだ音、臼杵さんの躍るように石一つ一つの魅力を引き出していく様子も見ごたえがありました。感覚をフル活動して感じる演奏会だったと思います。ジブリ作品、唱歌、歌謡曲、オリジナル曲と、広いジャンルの曲をサヌカイトの澄んだ音で聴くことができ、心地の良い時間でした。
植木教授のミニ講演では、うどん→のサヌカイト(石)→銚子→防災→サヌカイト(楽器)の話が軽快に展開し、短いながらも石の魅力が伝わる講演でした。実際にいろいろな種類のサヌカイトの音を比べたり、サヌカイトを叩いてみたり、石から出ている音とは思えない音色に、みなさん感動している様子でした。
コールマリーナとのコラボ演奏では、公演当日が東日本大震災のあった日であることから、“花は咲く”をサヌカイトとコールマリーナの歌で合奏しました。4年が経ちましたが、これからもあの日の出来事を忘れないようにとの想いで歌わせていただきました。
環境危機管理学科 手束聡子
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