地形地質担当の植木です.
植木ゼミの4年生のうち,3人が教職を取っています.
そのうち,2人の教育実習の様子を見てきました.
二人とも母校の中学校です.
ほかの先生方に公開する研究授業のことを「精練授業」といいます.
先週に授業をした今井君.
堂々とした授業の様子.
白衣がさまになっていますね.
今週に授業をした布施君.
ゼミの時と似つかぬはきはきとしたしゃべり,
にこにこ笑顔.
二人とも中学校の先生方に相当鍛えてもらったようです.
それにしても,中学校の生徒は素直でかわいいですね.
二人はこれから進路について,真剣に考えることでしょう.
学校教員は大変ですが,人を育てると言う意味でやりがいのある仕事です.
Friday, June 19, 2015
Sunday, June 14, 2015
筑波山でホシザキユキノシタの調査
環境危機管理学科の糟谷(きのこ研究室)です。当研究室では主に菌類(きのこやカビなど)に関する研究を行っていますが,野生植物を対象とした卒業研究に取り組んでいる学生もいます。学生が主体的に研究テーマを考え,「こんな研究をしたい」という具体的な相談があった場合は,なるべく学生の希望するテーマで研究ができるようにしています。
今日は,研究室の学生らと茨城県の筑波山に行き,ホシザキユキノシタという植物の調査をしてきました。ホシザキユキノシタは,筑波山の固有植物(つまり地球上で筑波山でしか発見されていない!)で,筑波山の男体山頂付近に自生しており,つくば市の天然記念物に指定されています。当研究室では,茨城県知事と筑波山神社の許可を得たうえで,ミュージアムパーク茨城県自然博物館との共同研究として,4年生の学生1名が,ホシザキユキノシタに関する卒業研究をしています。
ホシザキユキノシタ。円形の葉を持ち,茎が細長く伸び,開花期は6月です。
ホシザキユキノシタは,一般的なユキノシタときわめて類似した形態をしていますが,花の形態がユキノシタと異なっています。ところが,筑波山ではユキノシタとホシザキユキノシタの中間的な花の形態を持つ個体群も存在しており,ホシザキユキノシタの分類学的位置づけは不明確です。このため,学生の卒業研究では,ホシザキユキノシタの分類を再検討することを目的とし,筑波山の自生地で、花の形態的特徴を調査しています。
ホシザキユキノシタの花の拡大。きらめく星のような,あるいは花火のような,可憐な花です。
今日は,卒業研究に取り組んでいる4年生の学生が,3年生の学生に調査方法などをレクチャーしたうえで,複数人で分担し,花の形態的特徴を調査しました。
4年生の学生が,3年生にホシザキユキノシタの特徴や調査方法についてレクチャーしています。
地道に観察し,記録します。
ホシザキユキノシタは,山の斜面に自生する個体も多いため,斜面上での調査は大変です。根気のいる作業ですが,慎重に観察し,たくさんのデータをとることができました。
斜面に生える個体を調べるのは大変ですが,慎重に観察しています。
当研究室では,メンバーが互いに協力し,複数人でのチームワークを大切にして野外調査を行っています。苦労も多いですが,その分だけ,思い出深い経験にもなるのではないでしょうか。
Monday, June 1, 2015
第1回オープンキャンパスが開催されました!
環境危機管理学科の糟谷(きのこ研究室)です。
5月31日(日)に,2015年度の千葉科学大学第1回オープンキャンパスが開催されました。晴天に恵まれ,暑い日となりましたが,多くの高校生や保護者の皆様にお越しいただきました。環境危機管理学科では,ポスター・パネルの展示やプレゼンテーションなどを通じて,学科での講義・実習の内容や,研究内容などについて紹介しました。
5月31日(日)に,2015年度の千葉科学大学第1回オープンキャンパスが開催されました。晴天に恵まれ,暑い日となりましたが,多くの高校生や保護者の皆様にお越しいただきました。環境危機管理学科では,ポスター・パネルの展示やプレゼンテーションなどを通じて,学科での講義・実習の内容や,研究内容などについて紹介しました。
環境危機管理学科の授業や活動内容について紹介しています。
スライドや動画の上映などのプレゼンテーションも行いました。
高校生や保護者の皆様から,活発な質問が飛び交いました。
次回の第2回オープンキャンパスは7月25日(土),26日(日)に開催されます。環境危機管理学科のイベントでは,学科の教員や学生と,気軽にお話しすることができます。大学受験を間近に控えた皆さんも,もう少し受験は先という皆さんも,千葉科学大学のオープンキャンパスに参加して,大学の講義は大変?大学生活ってどんな感じなの?就職活動は?などなど,気軽に相談してみませんか?
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