Sunday, December 13, 2015

第10回クリスマスコンサートの開催報告

12月11日(金)
天候不順のなかご来場いただきましてありがとうございました。
今年も、音楽を通して市民の皆様と楽しい時間を共有できたことを嬉しく思っております。

ご協力いただきました団体の皆様、ありがとうございました。
コーロハモンティアーノ、千葉科学大学マリーナ合唱団、Cis国際交流会、
弦楽アンサンブル、教員有志の合唱隊、吹奏楽部

また、お手伝いいただきました
環境危機管理学科の学生の皆さん、ありがとうございました。
パンフレット制作;米川君(2年)
司会;福留君(2年)
受付;鈴木君(4年)、柏原さん(1年)
その他;岡村君(3年)、外川君(3年)、鷹野君(3年)、菊谷君(4年)、成毛君(4年)


局長サンタ&学生&教職員による千葉科学大学学歌
司会者は環境危機管理学科の福留くん
間のとり方が良かったと好評でした。
環境危機管理学科2年生のチョさんもCIS国際交流会の一員として歌いました。
クリスマス限定の教員有志の合唱隊
今年は8人の教職員がお昼の30分練習を重ねて舞台に立ちました。
 
メリークリスマス★!!

Tuesday, December 8, 2015

第10回クリスマスコンサートのご案内

水環境研究室の手束です。

12月11日(金)18時~防災シミュレーションセンターにて、
千葉科学大学で音楽活動をしている学生や教職員によるクリスマスコンサートを開催します。

今年はなんと!教職員有志のコーラス隊に環境から4人の教員が参加します。
ソプラノ;手束
テノール;小濱先生
ベース;坂本先生、糟谷先生

日々忙しくしている先生方が、密かに集まって歌の練習をしていたことを知っている学生さんは少ないのではないでしょうか?スタジオジブリ映画の名曲などでコンサートを盛り上げます。先生方の別の楽しい一面を見る?聴く?良い機会ですよ!

このコンサートには、環境危機管理学科の学生さんも手伝いに参加してくれています。
ちなみに、今年のパンフレットは環境の学生さんが作ってくれました。

是非、周囲の皆様お誘いあわせの上ご来場ください。



Wednesday, November 25, 2015

2015年 きのこ展終了!!

環境危機管理学科きのこ研究室の糟谷大河です。11月21,22日の千葉科学大学青澄祭にて開催しました当研究室の「きのこ展」は,おかげさまで無事に終了しました。おだやかな天候の中で,本学の学生・教職員だけでなく,小さなお子様からお年寄りまで,2日間で937名のお客様にご来場いただきました。

きのこ展の会場入り口です。

今年度のきのこ展も,当研究室の学生が主体となり,パネル作成,展示プランの練り上げ,企画イベントの立案,会場設営,お客様への展示解説,顕微鏡観察体験の実施など,多岐にわたる内容を分担してこなすことができました。チームプレーの難しさや大切さも実践的に体験する機会となったと思います。

学生たちががんばって会場設営をしました。

学生がお客様に展示解説をしています。
...
お客様からは,鮮やかな写真展示,スッポンタケの刺激的なにおいや,銚子産の生きのこの展示にご好評をいただいただけでなく,特に子供たちには顕微鏡観察体験が人気のようでした。

これまでに野外で撮影したきのこ写真は,お客様の目を引いたようです。

生きのこの展示コーナーでは,スッポンタケ(ケース内のきのこ)が特に人気でした。

顕微鏡観察体験では,Aspergillus, CladosporiumPestalotiopsis属菌など,身近なカビの観察をしていただきました。このきのこ展がきっかけとなり,きのこや菌類を少しでも身近に感じていただけると嬉しいです。

子供たちに学生が顕微鏡観察の仕方を教えています。

小さな子も熱心に顕微鏡観察をしていました。

今回の顕微鏡観察体験で用いたカビの一種,Pestalotiopsis属菌です。

同じく,Aspergillus属菌です。コウジカビの仲間です。

お客様に書いていただいたアンケートでは,来年も実施してほしいというご意見も多くありました。来年度も,学生と一緒にこのような企画ができればと思っています。これからも環境危機管理学科と,きのこ研究室の活動にご注目ください!!

Friday, November 20, 2015

2015年きのこ展 開催間近!!

環境危機管理学科きのこ研究室の糟谷大河です。当研究室では,2015年度の千葉科学大学学園祭「青澄祭」にて,企画展「きのこ展」を行います。青澄祭は11月21日(土)~22日(日)に,千葉科学大学マリーナキャンパスで開催予定で,「きのこ展」はマリーナキャンパス講義棟の2104教室で実施します。

学生がデザインした,きのこ展ポスターです。ワカクサタケです。

こちらも学生による作品です。ソライロタケです。

いよいよ今週末の開催間近を控え,パネル作成など,設営準備も大詰めを迎えています。
 
写真パネルを作成しています。パネルを切ったり,写真を貼ったり,地道な作業です。

おかげさまで昨年度も好評をいただきました「きのこ展」ですが,今年は生きのこや写真パネルの展示などに加え,学生有志の手作りによる,きのこグッズの展示即売も行います。世界に一つしかないきのこグッズがたくさん並ぶ予定です。

きのこグッズを作成しています。すべて手作りです。

「きのこ展」では,当研究室の活動紹介の動画上映や,顕微鏡観察の体験なども行います。晩秋の一日,きのこや菌類と触れ合ってみませんか。ご来場をお待ちしております!!

Wednesday, November 18, 2015

船に乗って安山岩のサンプリング

 地形地質担当の植木です.最近,私しかブログ記事を書いていませんねえ.ひょっとして一番ひまなのかもしれません.

 今日は,海洋生物担当の小濱先生といっしょに,船に乗って防波堤にわたり,安山岩をサンプリングしてきました.4年生の卒論の一環です.

 船からみた景色です.気持ちいいです.

 銚子大橋も下から見ると新鮮な景色です.

 防波堤に上陸し,堤防の上を歩く花香君.

 安山岩のブロックを方位を測り,たがねとハンマーで割って採取します.

 それを見守る小濱先生.

  いっしょに行った猪俣君も楽しそう.

 この安山岩は,とても不思議な化学組成をしていて,約2100万年前に噴出したものです.なぜ,どのようにして銚子に安山岩があるのかを明らかにするために,安山岩の磁性をこれから測定します.地学と物理を融合させた研究で,古地磁気学といいます.

 物理が好きな人も,環境にきてくれるとうれしいです.でも一番楽しいのは,野外に出ることですね.

Tuesday, November 17, 2015

小学校の科学教室でストーンペインティング

 地形地質担当の植木です.

 地形や地質,石や土は地味なので,すこしでも味方を増やしたいと常々考えています.「隗より始めよ」ということで,まずは子どもに石や土を好きになってもらいたいです.

 毎年,小学校の科学教室でストーンペインティングをしています.石にアクリル絵の具で絵を描きます.




1年生から6年生までわちゃわちゃと大賑わいになり,おもしろい絵がいっぱいでてきます.たとえば,スヌーピーと雪だるま(上手ですね).



今年は1年生の女子が手伝いにきてくれました.子ども達もやさしいお姉さんに助けを求めていました.

 ストーンペインティングは大人がやっても楽しいです.いろいろな可能性を感じています.でも,そろそろ石がなくなったので,大洗に拾いに行かなくては・・・

2つのキャンパスの間は650 m

 地形地質担当の植木です.

 1年生の必修授業「フレッシュマン実習」で,私が担当する時間で「歩測」をやりました.歩いて距離を測ることで,江戸時代の伊能忠敬もそうやって日本地図を作りました.

 まず,各自で1歩が何センチかを測ります.だいたい60-70 cmです.その後,マリーナキャンパスのバス停からから本部キャンパスのバス停まで往復し,何歩歩いたかを数え,1歩の何倍かを計算しました.




歩いているときには,歩数も数えなくてはいけないし,一定の歩幅で歩くようにするので,みな無口です.けっこう異様です.

 ただしい結果は往復で約1300 mで,数m以内に入った男子がいました.上位3名には商品のお菓子がありました.

 歩測は地形地質調査の基本中の基本のわざです.2年生になったら高さ(比高)を測るわざを教えます.



Tuesday, October 20, 2015

木更津高校での高大連携事業

 地形地質担当の植木です.

 科学技術振興機構の補助を受けて,千葉科学大学と千葉県の2つの高校とで,
高校生の課題研究を行っています.今回,内房にある木更津高校で地質の野外巡検と,室内実習をしてきました.


このあたりの地層は,上総層群(かずさそうぐん)梅ヶ瀬層(うめがせそう)という地層で,80万年前くらいに深い海で堆積したものです.



へんな火山灰が見つかりました.
細かいので遠くから飛んできたと思われます.

教室で砂を洗って,顕微鏡で見ると,動物プランクトンの化石がみつかりました.
有孔虫といって,昔の海水の温度を記録しています.

 これから生徒が各自課題を設定して,研究を進めていきます.
私は高校の先生といっしょに生徒のサポートをします.

 今月末には,佐原高校の課題研究も始まります.
大学と高校がいっしょになって,理科を盛り上げていきたいと思います.

Monday, October 19, 2015

秋らしい活動の一日

 水環境研究室の手束です。今日は秋晴れのさわやかな一日でした。私の行動も、秋を満喫する活動的なものとなりました。

 午後から危機管理学部棟の中庭に出て、一年生が育てていたサツマイモの収穫を手伝いました。ミミズとかコウロギとかをよけながら掘り進めると、今年も大量のサツマイモがでてきました。写真を見ると、可愛いらしいサイズから私の手袋よりも大きなサイズまで、色艶の良いサツマイモがあるのが分かると思います。サツマイモで芸術の秋を楽しんだ学生もいるようです。

 

  夕方からは銚子市青年文化会館に移動し、2年生の地学実験に参加してきました。まずは各班に分かれて望遠鏡の使い方を学びました。さらにプラネタリウムで秋の星座の話を聞いた後、再び外に出て月の観察を行ないました。スマートフォンを使って簡単に月の撮影ができるのには驚きです!早い時間帯だったので、沢山の星を観察することはできませんでしたが、夏の大三角形を確認することができました。気候もよく気持ちの良い観測会でした。月曜日の休館日にも係わらず地学実験にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。











Monday, October 12, 2015

一年生が作ったカボチャは今

今年のフレッシュマン実習でも畑で色々な作物を育てていました。
先日、最後の収穫を行い、沢山のトマトやかぼちゃを持ち帰りました。
トマトは人気なので持ち帰るとすぐに貰い手が見つかり、私の手元には残りませんでしたが、
大きなかぼちゃは煮物にしておいしく頂きました。
太陽をいっぱい浴びて濃い緑色をした小さなかぼちゃは、ハロウィン風に飾ってみました。
環境危機管理学科は3階にあるため、なかなか季節を感じることができません。
廊下の壁もハロウィン風にして、カボチャと共に秋を楽しんでいます。


 
 
⇒ カボチャは、講義棟の入口に移動しました。
 
 

Saturday, October 10, 2015

インドで国際会議に参加

環境危機管理学科きのこ研究室の糟谷大河です。現在,インドに滞在中です。10月7日から10日まで,インドのゴア大学で開催されているアジア菌学会議に参加しています。

アジア菌学会議は,2年に一度,アジアの各国で開催される国際会議で,アジア圏を中心に世界各国から菌学者(きのこやカビなどの研究者)や,菌学を学ぶ学生などが参加します。会議では,口頭やポスターにより研究発表が行われます。もちろん,発表は英語です。当研究室からは,私と大学院生の2名が参加しています。

今回は,10月5日の深夜に成田空港をたち,カタールのドーハ空港経由で,インドのゴアに降り立ちました。

カタール,ドーハ空港にて。一緒に参加した大学院生は,はじめての海外渡航でした。

インドのゴアは,ポルトガルの影響が濃く,キリスト教会が目立つ落ち着いた街です。インドらしからぬ雰囲気です。食事は予想通り,ほぼ毎食カレーです。

ゴアの中心街。ポルトガルの領地であった影響で,コロニアル調な建造物が多いのが特徴です。

ゴアはかつて,イエズス会の本拠地でもあり,フランシスコ・ザビエルもこの地に長く滞在しました。今でもザビエルのミイラがゴアの教会に安置されています。

アジア菌学会議の開会式の様子。ゴア大学のスタジアムで行われました。

アジア菌学会議では,当研究室では以下の2題の研究発表を行いました:

Kasuya T, Nabe M, Mikami M, Hosaka K, Taxonomy of yellowish Leucoagaricus species collected from Japan inferred from morphology and molecular taxonomy.(糟谷大河,名部みち代,三上 愛,保坂健太郎,日本で発見された黄色いシロカラカサタケ属菌の形態および分子系統に基づく分類学的検討)

Kobayashi K, Ando Y, Ono F, Shibahara T, Yoshikawa Y, Kasuya T, Possibility of conidia dispersal of Nomuraea atypicola by feeding of a terrestrial isopod, Armadilidium vulgare.(小林一樹,安藤裕萌,小野文子,柴原壽行,吉川泰弘,糟谷大河,ダンゴムシの摂食によりクモタケの分生子が分散する可能性)

2題目の筆頭演者の小林くんは大学院修士一年で,初の海外渡航&初の国際会議での発表となりました。

初めての国際会議で,がんばって英語でポスター発表をしている小林くん。

初めての英語での研究発表ということで,学生は苦労していたようですが,日本だけでなく,多様な国の菌学者や学生と交流し,とてもよい刺激になったことでしょう。国際会議は10日の午後に閉会式が行われ,私たちはこの日の夜にインドを出発し,またカタール経由で日本に戻る予定です。

Monday, September 28, 2015

夏の若手セミナーに参加

手束研究室は、毎年この時期に先進セラミックス研究会若手セミナーに参加しています。
今年も、4年生3人,3年生3人と共に2日間、他大学の学生さん達と研究を通じて懇親を深めてきました。場所は伊豆の温泉地でした。

今回は4年生1人が口頭発表、1人がポスター発表デビューをしました。
一生懸命準備をしてきた成果が出ていましたね!大学院生ばかりの発表の中、質問にしっかりと答えて立派でした。他大学の先生方からも褒めていただき、私は鼻高々でした(^O^)。

約70人の学生と研究者がテーブルに置いた研究ポスターを囲んで議論しています。
学生さん同士のディスカッションンも熱心で、会場は熱気であふれていました。

4年のゼミ生も他大学の学生さんとディスカッション中。
この発表を通してさらに成長をしていることを実感しました。

経験に勝る学習はありません。
発表のなかった学生さん達も、それぞれ何かを吸収した二日間だったと思います。(夜中まで熱心に吸収し続けた学生も、学ぶことが多かったようでした。)
研究発表へのイメージが付きにくかった3年生の皆さんも、自分自身が何をやっていったら良いのか、より明確になったと思います。すでに、来年に発表するという目標ができた学生さんもいるようです。
私も含め、とても充実した研究会参加となりました。
関係者の皆様、ありがとうございました。